2015年6月1日。「世界のベストレストラン50」の授賞式がロンドンのギルドホールにて行われ、最上位のレストランとして、スペインのエル・セジェ―ル・ デ・カン・ロカが「サンペレグリノ・世界のベストレストラン賞」を獲得した。このアワードはサンペレグリノ&アクアパンナがメインスポンサーを務めるもの。
東京のNARISAWAは昨年より6つランクを上げ8位となり、「アクアパンナ・アジアのベストレストラン賞」を獲得。そのほか「アジアのベストレストラン50」のトップに輝いたバンコクのガガン(Gaggan)は昨年の17位から10位にランクアップするなど「世界のベストレストラン50」の中にアジアのレストランが7店ランクインしている。
「世界のベストレストラン 50」とは、レストラン業界を代表する人々が世界中の優れた美食文化を讃えるもの。「世界のベストレストラン 50」のリストには、世界6大陸21カ国が含まれており、世界で最も優れた美食体験のバロメーターとなるべく開催されている。
エル・セジェール・デ・カン・ロカ
1986年にジョアン(Joan)とジョセップ(Josep)というロカ兄弟が、スペイン・ジローナの両親が営んでいた小さなレストランの隣にオープンさせたレストラン。2007年に末の弟ジョルディ(Jordi)が加わって以来、カタルーニャ地方の伝統的な食材と卓越した調理技術を融合させたコース料理でレストラン業界に旋風を巻き起こしている。