マリオット・インターナショナルの子会社であるザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーは、クルーズ業界への参入を決定した。
この新規事業の名称は「ザ・リッツ・カールトンヨットコレクション」に決定。ザ・リッツ・カールトンのラグジュラリーホテルブランドとしてのサービスを海の上で提供して行く。
第一弾の就航は2019年の第4四半期を予定。現在、リッツ・カールトンのラグジュアリーリゾートでの滞在と、ヨット旅行を組み合わせた航海スケジュールを作成中で、人気の町に寄港する7日間~10日間の旅程となる予定。シーズンごとに地中海、北欧、カリブ海、ラテンアメリカを含む複数のデスティネーションを用意し、大型クルーズ船が立ち入ることのできないカプリやポルトフィーノ、サン・バルテルミーやカルタヘナの旧市街などのユニークな街にも寄港する予定という。
これにより、マリオット・インターナショナルは、陸上、海上共に宿泊施設を提供する唯一のホテル企業となった。