株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントは、東京・豊洲に建設される低酸素環境下トレーニング施設「(仮称)ASICS Sports Complex TOKYO Bay」併設の複合施設で、大和ハウス工業株式会社が開発している「(仮称)Dタワー豊洲」内に『ホテルJALシティ東京 豊洲』を2019年に開業すると発表した。
「(仮称)Dタワー豊洲」は、「東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター」に隣接し、地上17階、地下1階、高さ70m、延床面積2万7,500㎡で、6~16階に「ホテルJALシティ東京 豊洲」が、2~3階には低酸素環境下トレーニング施設の設置が予定されている他、飲食店や物販店舗などの健康に配慮した施設が設けられる。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村(晴海地区)と各競技施設の中間に位置するため、スポーツに関連した施設の需要もあり開発計画が進められている。
豊洲地区は、これまで再開発が計画的に進められてきた豊洲駅前エリアを中心に、高層マンション、最先端のオフィス群、商業・レジャー空間、医療・教育施設などをはじめ、歩行者用通路や公園の整備も進み、まちづくりの基盤となる機能が高まっている。2018年から2022年までの大規模オフィス供給量は、東京23区内上位10位に入る約28万㎡に達すると予測されており、オフィスの集積が進んでいることに加え、本年10月11日には豊洲市場が開場し、ビジネス・レジャーの拠点として将来有望なエリアとなることが見込まれている。