フェラーリのV12スパイダーが1969年の365 GTS4(デイトナスパイダー)以来、50年ぶりに復活する。
V12スパイダーの歴史は1948年に166 MMから始まり、1949年に世界で最も有名な耐久レース、ミッレ・ミリアとル・マン24時間に勝利した。 その後長く続いた系譜の最後モデルは1969年の365 GTS4で、このモデルは1967年のデイトナ24時間レースにおいて、2台のワークス330 P4とNARTの412 Pが横一線に並んでチェッカーを受け、1位から3位を独占するというフェラーリの伝説的な勝利に由来して「デイトナ・スパイダー」としても知られている。
365 GTS4以降、フロントにV12を搭載する構成は、2000年の550 Barchetta Pininfarina、2005年のSuperamerica、2010年のSA Aperta、2014年のF60 Americaがあったが、いずれも少数の限定モデルだった。
価格と発売日はまだ発表されていない。