日産自動車株式会社と株式会社イトーキは、後部座席スペースで快適にテレワークができるモバイルオフィスカー「MOOW(ムーウ)」の共同開発を発表した。同商品は、2022年度内の発売を目指して両社にて更なる開発を進め、日産の販売会社での販売を検討していくという。
なお同商品は、2022年4月26日(火)~28日(木)に開催される日本初上陸のドイツ発オフィス家具メッセ「オルガテック東京2022」ワークプレイス トレードショーに出展される。
「MOOW」は日産の「NV200バネット」をベースに特殊用途車両を作り上げてきた経験と、イトーキがこれまで培ってきた人間工学に対する知見とオフィス設計の経験を生かし、車内デザインを創り上げたという。後部座席部分を丸ごとテレワークスペースとして確保し手狭感を解消。取引先への訪問が多い営業職のユーザーはもちろん、自宅とワークスペースを切り分けて、より集中できるテレワークの就業環境を確保したい会社員や個人事業主など、多くの働く人達にむけに造られた。
日産とイトーキは、社会情勢の変化に伴い就業環境も大きく変容する中、モバイルオフィスカー「MOOW」を活用した生産性の高い働き方を提案・提供することで、よりよい社会の実現に貢献していくとしている。