草間彌生、KAWSの作品が
入り口でお出迎え
メイン会場となるギャラリーエリアの入り口そばには草間彌生の「Mirrored Room」が設置されていた。中央の覗き穴から中を覗いてみると……、
内部は万華鏡のように四方が鏡になっており、無数の赤×白のドットの世界が広がっている。現在、草間彌生の大規模な個展「わが永遠の魂」が5月22日まで国立新美術館で開催中。
草間作品の近くには、ストリートアーティストKAWSの作品も鎮座。スヌーピーやスマーフなど、誰もが知る人気のキャラをモチーフにしている。
「アートフェア東京2017」では「東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」と初のコラボレーションを展開。エントランスには韓国人アーティストGwag Chulの作品「Female Hero」が展示されていた。
「TGCもアートフェア東京も同じ2005年から始まり、東京を拠点に欧米主導のファッションやアートシーンと異なる独自の文化を発信して成長してきました。今の若い世代はいい意味でアートとファッションの境目がありません。面白いもの、カワイイもの、カッコいいものに素直に惹かれる。そんな世代にアートの魅力が伝わればと思います」。そう語るのはアートフェア東京メディアリレーションズの島田裕子氏。