JCBザ・クラスでは、年に1回、好きな商品やサービスを無料で受け取れる「メンバーズセレクション」という会員特典があり、「厳選ギフトコース」や「テーマパーク&トラベルコース」「グルメ&ステイコース」がラインナップ。2万円前後の交換アイテム、東京ディズニーリゾート&パークチケット4枚組(約2.5万円相当)、一流ホテル宿泊券、高級レストランのコースメニューなどが用意されています。
ランド内のレストラン利用もそのひとつで、カタログから選んで申し込み、日時などが決まれば利用が可能。基本的には、パークチケット2枚と2名分の食事チケットが特典として用意されていますが、別途申し込むことで人数をプラスすることもできます。私たちも家族プラスアルファで利用させてもらいました。なお、来場当日はエントランス近くのパーキングエリアに車を停められるというサービスもあり、これも好感触です。
肝心の食事は非の打ちどころがありませんでした。大人も子どもも満足のいく内容で、しかも、ホルダーでないと利用できないというプレミアム感。レストラン内にはグッズストアもあり限定グッズがズラリ。通常、ランド内では手にすることができないアイテムが並んでいて驚きました。正直なところ、これだけでもJCBザ・クラスのホルダーになる価値はあると思います。
ディズニー関連の特典は他にもあり、「ディズニーホテルのスイートルーム優待」、さらには、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー内の会員専用「JCBラウンジ招待券」も重宝します。ラウンジはアトラクションに併設されていますが、招待券がないと入れないという、これもカードホルダーならではの特典。
私たちはランド内の施設を利用しましたが、ドリンクサービス、キャラクターのぬいぐるみやDVDが流れるキッズスペースが用意されているなど、ちょっとした休憩や気分転換になりました。また、アトラクションに行く際は先頭に誘導されるので、待ち時間もありません。これも、レストランと同じくハイクラスの特典といえるでしょう。
ーーコンシェルジュサービスや、プライオリティ・パス、グルメベネフィットといった、ブラック・プレミアム系カードの基本的なスペックを揃えている、JCBザ・クラス。それにも関わらず、年会費は5万4000円(税込)とリーズナブルだ。ただし、もっとも素晴らしいのは、ディズニー関連の特典。このカードでしか利用できないのだから、ファンにはたまらないだろう。家族サービス用に持っておくことも考えられるだろう。
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北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。2013年、All About「ポイント・マイル」のガイド、ザイ・オンライン「人生を5%豊かにするクレジットカード活用術」のコラム、ペイメントナビへの記事提供を開始。2014年から東京バーゲンマニア「お金の貯まるカード活用術」のコラム、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへの記事提供を行っている。ポイント・マイレージに関して、テレビ・雑誌等でも活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)』、『得するポイント(カード)の貯め方・使い方 (日本監督協会)』。ポイ探