SBI証券では他にも、国内株式の手数料に応じたポイント付与、IPO申込時にIPOチャレンジポイントを使うと当選しやすくなる「IPOチャレンジポイント」、一定条件を満たすと信用取引の建玉限度額の増額、先物・オプションの建玉上限枚数の引き上げ、制度・一般信用取引金利(買方)の優遇、信用取引の手数料無料といった顧客優遇サービスも用意しています。アクティブかつローコストで資産運用をしたいなら、とても親和性の高い証券会社です。
楽天証券でも同様のポイントプログラムを用意していて、楽天銀行にも口座を開いてマネーブリッジに申込、ハッピープログラムにエントリーすると、投資信託の残高10万円ごとに4Pを付与。その際は、楽天スーパーポイントやJALマイルに交換できる楽天証券ポイント、もしくは、楽天系のサービスで使える楽天スーパーポイントを受け取るかを選択できます(初期状態は楽天証券ポイント)。
さらに、「投資信託資産形成ポイント還元サービス」もあり、ここでは、投資信託(MRF、MMF、外貨建てMMF、楽ラップ専用ファンド、ブルベアファンドを除く)を月初時点で50万円保有していて、月末時点の残高(50万円以上)に応じて、楽天証券ポイントもしくは楽天スーパーポイントのいずれかを付与します。ポイントの付与数は以下の通りです。
50万円以上~200万円未満:50ポイント
200万円以上~400万円未満:100ポイント
400万円以上~600万円未満:150ポイント
600万円以上~800万円未満:200ポイント
800万円以上~1000万円未満:300ポイント
1000万円以上~2000万円未満:500ポイント
2000万円以上:1000ポイント
楽天証券では、国内株式や投資信託、海外株式、日経225先物、日系225オプション、海外先物、金・プラチナ取引で「超割コース」を選ぶと取引手数料の1%をポイントバック、投信積立の販売手数料の1%のポイントバックといった基本プログラム、ハッピープログラムにエントリーすれば先述の投信残高に対する付与以外に、国内株式・米国株式・中国株式の取引手数料100円ごとに1P、個人向け国債の買付金額3万円ごとに1Pなど、豊富な特典を用意しています。やはりお得度は高いでしょう。
MUFG系のカブドットコム証券が提供するのは「毎月ポイント」で、ここでは対象投資信託の月間平均保有額100万円ごとに1P、3000万円以上の顧客だと100万円ごとに2Pを付与。100Pが貯まると1万円に交換できます。
ーーー投資信託を保有するだけでポイントが受け取れるのは、紛れもないメリットだ。次回も同じく、証券会社のサービスを掘り下げていこう。