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納税&クレジットカード最新トピック 3/3

最後にお伝えするのは、電子マネーを使った納税についてです。

そのひとつが、セブンーイレブンで使えるnanacoを使った手段。同コンビニでは、収納代行のサービスを手掛けていて、固定資産税や住民税、自動車税、軽自動車税、所得税などの税金、国民年金や国民健康保険料、さらには電気・ガス・水道といった公共料金がnanacoで支払えるのです。

ただし注意したいのは、nanacoで支払ってもnanacoポイント自体は貯まらないということ。重要なのは、クレジットカードからnanacoにチャージをして、カードポイントを得るというプロセスです。つまり「クレジットカードからnanacoチャージ」⇒「チャージしたnanacoで税金・公共料金を支払う」という流れで、電子マネーによる納付&カードポイント付与が成立します。ところが、すべてのクレジットカードがチャージポイントの付与対象ではありません。「リクルートカード」やJCBブランドの「楽天カード」「Yahoo!JAPANカード」など限られるので、この点も事前にお確かめください。

同様のスキームは、イオンが展開する電子マネーWAONでも可能です。この場合、対応コンビニはミニストップになります。同じく、WAONの支払でWAONポイントは貯まりませんが、「JALカード」(一部のJALカード除く)からJMB WAONにチャージすると、チャージでJALマイルが貯まります。

電子マネーの場合、チャージに上限があるので、高額の決済に使うことはできませんが、こういった裏ワザもあるということです。

ーーー今回はクレジットカードを使い納税でお得するというトピックをお伝えしました。必ず納めるものですから、何かメリットがあった方が、進んで納められるのでは? 今後は、プリペイドカードなど、他の決済手段に対応することも考えられ、続報があれば、皆さんにもご紹介します。

菊地宗仁_300

菊地 崇仁 (きくち たかひと)

株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド(インプレス)」他。

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菊地崇仁

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