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アプリやウェブによる個人間送金 2/3

「LINE Pay」には出金機能もあり、受け取ったお金をキャッシュアウトすることも可能です。地銀を含む日本全国ほぼすべての銀行口座を通じて出金できるので、これも利便性の高いサービスといえます(出勤時には216円の手数料)。

Yahoo!が提供している「Yahoo!ウォレット」でも同様のことができます。同サービスでも銀行口座などを登録したうえで、電子マネーの「Yahoo!マネー」をチャージすれば、これを介して手数料無料で個人間での送金ができるように。専用のアプリも用意していて、送金だけではなく割り勘にも対応しています。

「Yahoo!マネー」自体は、「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」で使うことができ、決済時には1%のTポイントが獲得できるというサービス。支払額がYahoo!マネー残高を上回る場合は、登録口座からの預金払いを併用することも可能。支払いもチャージも手数料無料なので、これらサービスを頻繁に使う人にとってはメリットがあります。2.16%の手数料は発生しますが、一部銀行への払い出しもできます。

これらサービスが優れているのは、コストをかけずに送金ができるということ。仕送りはもちろん、知人同士でのお金のやりとりにもマッチしているでしょう。

ーーーアプリなどを通じて、手数料無料で送金ができる、これらサービス。何かと使いどころはありそうだ。次回も、同様のサービスを取り上げていこう。

菊地宗仁_300

菊地 崇仁 (きくち たかひと)

株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド(インプレス)」他。

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