そして、JCBからは新たに年会費2万5000円の「JCBプラチナ」が登場しました。これまでは、招待制の「JCBゴールド ザ・プレミア」と同じく招待制で最上位の「JCBザ・クラス」を用意していましたが、JCBプラチナは両者の間に位置するランク。申し込みに対応しているので、これを取得することで、ザ・クラスへの近道にもなります。では、具体的なサービスをチェックしてみましょう。
◆ポイント関連
・ポイント還元率0.5%
・年間利用額に応じて、次年度ポイント還元率が20~70%アップ
・ポイント有効期限5年間
◆電子マネー関連
・QUICPay搭載
・Apple Pay対応
◆トラベル関連
・プライオリティパスに無料登録
・空港ラウンジサービス同伴者1名まで無料
・海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
・JCBプレミアムステイプラン
・JCBラウンジ京都の利用
・USJ内JCBラウンジ利用、アトラクション優先搭乗
◆レストラン関連
・グルメ・ベネフィット(対象店舗で所定コースを2名以上で予約すると1名分が無料)
・JCBゴールドグルメ優待サービス
・ダイニング30(対象店舗で30%割引)
◆その他
・プラチナ・コンシェルジュデスク
・ゴルフサービス
ざっと上げましたが、かなりザ・クラスに近い内容で、コスパの面ではかなり優れています。また、ミライノカードプラチナの場合、空港ラウンジの無料利用はホルダーのみで同伴者は対象外ですが、JCBプラチナは同伴者1名まで無料。プロパーカードということで、優遇されているのかもしれません。
このように、景気が順調に回復しているのか、あるいは富裕層が増えているのか、カード各社はプレミアム系クレジットカードの拡充を始めています。しかも、いまのトレンドは、年会費がリーズナブルだということです。今後も、新たなカードが出た場合は、紹介していきます。
ーーー使いやすいプレミアム系が増えているという、クレジットカードのトレンド。さらに、ユニークなカードが登場するかもしれない。それでは、次回2017年最後のエントリーでは、年末年始に利用が多い新幹線のネット・ICサービスについて触れよう。