菊地崇仁一方、Visaと提携して「LINE Pay Visaクレジットカード（仮称）」を2019年内に発行すると発表したのは、LINEです。詳細はまだハッキリとしていませんが、以下のような特典や機能を備える方針だといいます。
・カード利用に対して初年度3%のLINEポイント付与
・LINE Payのコード決済への紐づけ
・決済と同時にLINEに通知
・Visaタッチの決済機能
初年度だけとはいえ、3%のポイント還元は驚異的な水準です。年会費によりますが、これを目当てにホルダーになる人もいることでしょう。LINEに決済通知が届くと安心ですし、LINE Payのコード決済にLINE Pay Visaクレジットカード（仮称）を紐づけることで利便性も高まります。LINEではこれまで、LINE Payを軸とした多様な決済手段を提供してきましたが、クレジットカードはその大本となる存在です。自社で持つことにより、消費者にとってさらに魅力的なサービスを提供できるかもしれません。続報が出次第、改めて紹介します。
ーーーチケットの争奪戦が予想される東京2020に対して、オフィシャルカードの存在はインパクトがある。また、初年度3%還元のLINE Pay Visaクレジットカード（仮称）も注目を集めるに違いない。次回は話題を変えて、テーマパークで便利なプレミアム系クレジットカードを取り上げよう。
菊地 崇仁 (きくち たかひと)
株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社（現NTT東日本）入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド（インプレス）」他。
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