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特別編 『第3回世界の資産運用フェア』レポート 3/3

長年にわたり培ってきたネットワークを活かし、相続案件・任意売却、競売などの不良債権案件など、市場に売り出される前の情報に強みを持ち、市場価格より割安に仕入れ、収益不動産運用を一期通貫でサポートするのが、オスカーキャピタル株式会社。単に物件を紹介するのではなく、用途に合致した投資方法の相談、融資・資金、相続対策など、多岐に渡る悩みについても対処するという。この日は、国内地方一棟物件を中心に来場者の質問に答えていた。

オスカーキャピタル株式会社:富本昌樹氏

「当社の場合、北は旭川から、南は熊本まで幅広く物件を扱ってきました。もちろん、地方といっても山間部ではなく、政令都市がメインですから、客付けにこまるということはなく、それでいて東京都心より高い利回りが期待できるのが魅力です。同じ1億円を投じるなら、東京よりもたくさんキャッシュフローが得られる可能性は高いでしょう」(富本昌樹マネージャー)

エンリッチ オスカーキャピタル

現地調査や管理会社の紹介、運用のサポートといった部分は任せてしまい、投資家はファイナンスに集中できる。「大家」ではなく「投資」として臨むなら、こういったパートナーの役割が果たすところは大きいだろう。

以上のように、様々な資産運用のアプローチを提案する企業が出展していた『第3回世界の資産運用フェア』。不動産関係を中心に取り上げたが、他にもプルデンシャル生命や、税金相談の一般社団法人グローバルタックス協会、コンテンポラリーアートを扱うワダファインアーツなど、多岐に渡るブースがあり、来場者を沸かせていた。

それでは最後、内藤氏にもフェアの感想や今後の抱負をお聞きして、特別編を締めくくろう。

エンリッチ 内藤氏

「今回も国内外の金融資産、実物資産の最新の情報を一覧性をもって提供できる機会を成功させることができ、ホッとしています。投資にはリスクがありますから、リターンだけではなく、最悪の事態も想定して資産を分散させていくことが極めて重要です。そのために活用できる投資先として、今回出展している企業が紹介している投資対象を検討することは価値があると思っています。投資の最終責任は飽くまで投資家自身です。

毎回全国から投資家が集まってくれ、終了後のアンケートの結果も極めて高く、出展貴重様からも高い評価を頂いています。

次回は8月に同じ大手町で開催する予定です。半年後の世界経済の現状、そしてその中での世界の最新投資情報にこれからもご期待ください!」

ーーー成功裏に終えた『第3回世界の資産運用フェア』。こういったイベントは、幅広情報を得るのに格好の場で、プロフェッショナルの声も直接聞けるので貴重だ。皆さんも、足を運んでみてはいかがだろうか。エンリッチでも続報があればお伝えしよう。


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内藤 忍(ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
一般社団法人海外資産運用教育協会代表理事
東京大学経済学部、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。

大学卒業後、住友信託銀行に入社。
1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。
その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。
2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学などで講師を務め、雑誌、ネットでの連載コラムを担当。主な著書にシリーズ10万部を超えるベストセラーとなった「内藤忍の資産設計塾」シリーズ。「60歳までに1億円つくる術」「「好き」を極める仕事術」「丸の内朝大学マネーの教科書」「究極の海外不動産投資」など多数。最新刊は1月末に出版した「飲めて殖やせる 究極のワイン投資」。

エンリッチ編集部

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