最初の物件の借入を多めにしておけば、その後、自己資金を多めにして投資をスムースに進めることができたのに、その時に後悔しても手遅れということです。
借りすぎでリスクが高いと思ったら、手元にある現金で繰上返済を行ってリスクを下げるなど、自分でコントロールできます。そう考えると「物件価格の何%まで借りておく」というのに明確な基準はなく、手元のキャッシュ、さらには有物件を増やしていくなど今後のプランに照らし合わせて、どれくらいの融資が適当なのか考えていく必要があります。買いたい物件の規模によっても変わってくるでしょう。
不動産投資の場合は、FXとは異なり、ローン返済が滞らない限り、強制ロスカットされることはありません。返済能力を考えながら、借入金額をコントロールしていくようにすれば良いと思います。