また、投資に関わる利益に関しては、国内での確定申告が必要になります。国内の証券会社のようなキメ細かな対応は期待できませんから、自分で手続をするか税理士などと協力して、間違えの無いように納税をする必要があります。とはいえ、税理士を活用するとコストがかかりますから、それなりの投資規模にするなど、本末転倒にならないよう注意したいものです。
海外ETFを使った資産運用は、自分で手続する方法だけではなく、国内の投資一任運用を使ってはじめる方法もあります。最近であれば、米国のネット証券会社を使って、全世界の約6000銘柄以上のETFへのアクセスのサポートを行う会社も出てきました。その際は、顧客の年齢や投資に対する知識や経験をもとに、ロボアドバイザーが最適なポートフォリオを提案、自動で運用するサービスもあり、手がかからないのが特長です。ある程度の資産金額をまとめて運用したい人には、低コストで安心なサービスと言えるでしょう。
海外の証券会社を活用するなり、国内の一任運用を活用するにしても、それぞれの金融サービスにはメリットとデメリットがあります。事前にしっかりとサービス内容を確認の上、利用するようにしましょう。