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【24】インデックスでもアクティブでもない、スマートベータ運用とは?

例えば、ROE(自己資本利益率)の高さなどに注目して400銘柄で構成された「JPX日経インデックス400(JPX日経400)」、さらにはポートフォリオのリスクが最小になるように構成比率を決定する「最小分散インデックス」、配当利回りの高い銘柄で構成する「高配当インデックス」、売上高や株主資本など企業の経済規模から構成比を決定する「ファンダメンタルズ・インデックス」なども、スマートベータに分類されます。

ただし、スマートベータだからといって必ずしもインデックスを上回る運用成果を実現できるとは限りません。実際、インデックスを下回る運用成果になっているスマートベータ運用も存在することには注意が必要です。

当たり前のことですが、絶対に儲かる万能な投資手法というのは、どこにも存在しないのです。

内藤 忍 (ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関勤務を経て1999年にマネックス証券の創業に参画。同社は、東証一部上場企業となる。その後、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役などを経て、現職。著作は40冊以上。2015年には銀座に「SHINOBY`S BAR 銀座」をオープン。無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」は購読者が約47,000人という人気

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