例えば、ROE(自己資本利益率)の高さなどに注目して400銘柄で構成された「JPX日経インデックス400(JPX日経400)」、さらにはポートフォリオのリスクが最小になるように構成比率を決定する「最小分散インデックス」、配当利回りの高い銘柄で構成する「高配当インデックス」、売上高や株主資本など企業の経済規模から構成比を決定する「ファンダメンタルズ・インデックス」なども、スマートベータに分類されます。
ただし、スマートベータだからといって必ずしもインデックスを上回る運用成果を実現できるとは限りません。実際、インデックスを下回る運用成果になっているスマートベータ運用も存在することには注意が必要です。
当たり前のことですが、絶対に儲かる万能な投資手法というのは、どこにも存在しないのです。