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タグ・ホイヤーがF1の公式タイムキーパーに復帰

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タグ・ホイヤーは、F1(フォーミュラ1)が創設75周年を迎える2025年に、F1の公式タイムキーパーに復帰すると発表した。

タグ・ホイヤーのモータースポーツ界における歴史は1969年に始まり、同年に高級時計ブランドとして初めてF1マシンにロゴを掲載。1971年に初めてチームのスポンサーとなると、チームとの提携を通じてF1で通算239勝を挙げ、表彰台に613回上り、9,471ポイントを獲得。また、ワールド・コンストラクターズ・チャンピオンシップに11回、ワールド・ドライバーズ・チャンピオンシップに15回輝くなど、F1史上最も成功しているブランドのひとつだ。

1992にF1の公式タイムキーパーとなり、その後長年務めたのちに撤退していたが、昨今のF1人気の高まりを受け、F1が創設75周年を迎える今年、復帰する事となった。

公式タイムキーパーへの復帰に際しタグ・ホイヤー CEO アントワーヌ・パン氏は次のようにコメント。「精神的な粘り強さ、強靭な肉体、戦略、イノベーション、パフォーマンスによって特徴づけられるF1というスポーツにおいて、タグ・ホイヤーが公式タイムキーパーとしてF1の中心的役割を果たすのは当然のことです。数十年にわたりF1の歴史に深く関わり、数々の伝説のドライバーやチームと共に歩んできた私たちにとって、自分たちが「時間」によって勝者を決定づける存在であることを大変光栄に思います。F1とそこに参戦する卓越したチームが、スポーツ界で最も偉大な財産のひとつを作り上げるために行ってきた素晴らしい活躍をさらに発展させていく旅路に私たちも参加することで、タグ・ホイヤーをより豊かなものにする新たなストーリーを創造できることを楽しみにしています。」

F1会長兼CEO ステファノ・ドメニカリ氏は次のようにコメントしている。「何十年もの間F1の代名詞であり、過去と現在の伝説を連想させる名前を持ち、モータースポーツにまつわる様々なストーリーを語り継ぎ、私たちの価値観を完全な形で受け入れてくれるブランドをパートナーに持てることは素晴らしいことです。革新性、正確性、卓越性を重視するタグ・ホイヤーは、F1の公式タイムキーパーとして理想的なパートナーです。F1が創設75周年を迎えるにあたり、私たちの交錯する伝統と歴史が、未来に向けてどのように新たなストーリーを紡いでいくのかとても楽しみです。」

エンリッチ編集部

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