続いて彼女が向かったのは、OMEGA ブティック銀座本店。夕方には六本木で行われた オメガの特別試写会、アフターパーティにも出席。オメガの VIP カスタマー、ビジネスパートナー、在日スイス・英国関係者、セレブリティなど約 300 人のゲストに対して、スウォッチ グループ ジャパン代表取締役社長 兼 OMEGA 事業本部長のクリストフ・サビオ氏は、「私は、オメガと 007 映画というのは共通の価値を持っていると思います。我々オメガにとって、新作ボンド映画の公開というのは、とても重要で、心のときめく感慨深い瞬間であり、皆様とこの特別な場を共有することができてとてもうれしく思います」 と挨拶。
続けてナオミが、「007 SPECTRE」について、「関わったスタッフ、俳優全員の間にとても強い信頼関係が存在した映画で、まるで家族のようでした。その人間関係や 007 映画のレガシーに対するスタッフ全員が注いだ愛情を、スクリーンを通じて感じられると思います」と述べると大きな拍手が沸き上がった。 007出演女優の登場により、オメガ の試写会は特別なものとなった。俳優の別所氏とサビオ氏が、そろって腕に装着した、映画で使用された「シーマスター 300 “SPECTRE” 007 リミテッド」を、ボンドと同様ハンサムでファッショナブル、力強いという価値を共有する時計として紹介。また、ナオミは自身にとっての時間の意味を聞かれ、「私は常に家から離れて世界各地を飛び回る生活をしているため、時間、特に大切な人々と過ごす時間はとても貴重です。そのような親しい人たちと過ごすことで、私自身もゆったりとした時を過ごすことができます」と答えた。彼女がが着用していた時計は、オメガのレディスモデル「デ・ヴィル プレステージ バタフライ ジュエリー」だった。ダイヤモンドとマザーオブパールがきらめき、コーディネートされた白いドレスと、時計に合わせたバタフライのシューズが、舞台上のナオミをさらに引き立てた。
アフターパーティーも佳境に入り、著名なミュージシャンたちによる、往年の 007 テーマ曲が演奏され、シンガーの田島貴男(ORIGINAL LOVE)によるパフォーマンスで、ゲストは皆、OMEGA による 007 ナイトを大いに楽しんだ。
なお、オメガの「007 SPECTRE」記念モデルは、enrichで先に紹介した、劇中でボンドが着用している「シーマスター 300 “SPECTRE” 007 リミテッド」と、ご覧のモデルの2種類がある。いずれも人気が高い。
シーマスター アクアテラ
ジェームズ・ボンド 007 リミテッド
ベースモデルは、150m 防水の「シーマスター アクアテラ」。イエローの秒針の先端とダイアル全面には、ボンド家の紋章。ケースバックから見える自動巻ローターには、映画のオープニングでお馴染みの銃口シーンとゴールドの 9mm 弾があしらわれている。ムーブメントは、15007 ガウスもの高耐磁性を実現した「マスター コーアクシャル」。6 時位置にはそれを意味するアイコン。「007」の銃マークを模して「15007 Gauss」と表記。ケース径41.5mm。自動巻。SS ブレスレット標準装備、コーテッドナイロンストラップ付属。71 万円+税(世界限定 15,007 本)
スウォッチ グループ ジャパン オメガお客様センター TEL:03-5952-4400
TEXT: 松田 朗/Akira Matasuda
時計ジャーナリスト
Pavone、Begin、時Begin、VOCE、FRaU、POPEYE、DIMEといった富裕層向けライフスタイル誌や専門誌、女性誌などにかかわる。各国大使館での文化イベント、『松本零士の宇宙観とクロノグラフ展』なども手掛ける(株)フォーシスターズ代表取締役。東京ニュース通信社特派記者。