ヘリを飛ばす前には、航空局に一報を
実際にヘリを操縦する前には、フライトプラン(当日の飛行ルート)を事前に航空局に伝える必要がある。
フライトプランは電話でもパソコンでも送ることができる。たとえば、茨城の下妻ヘリポートから千葉の木更津ヘリポートまでフライトしたい場合は、下妻の出発時間と木更津への予定到着時刻をあらかじめ伝えておけばOK。
到着後はクローズの連絡を入れる。クローズの連絡を入れ忘れてしまうと、墜落した可能性があるとして航空局から連絡が入るので入れ忘れのないように注意したい。
休日の朝起きて「ゴルフ場に行きたい」と思ったら、電話一本で航空局フライトプランを入れて、着陸予定のゴルフ場にも連絡を入れておく。到着後にはクローズを入れるだけ。思い立ったらその日のうちに操縦できる。これもヘリコプターの魅力だ。
次回はいよいよ具体的な免許取得についての特集だ。日本とアメリカでは、免許試験にどのような違いがあるのか? 取得までの期間と費用は? 実技以外にも航空法規や気象、工学、英語など多くの知識が求められる試験について説明する。
*2015年6月掲載の記事を再構成してお届けしています
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