松尾健太郎Q
「帽子に挑戦したいのですが、どんなものがいいでしょう？」
A
「パナマハットの人気が高まっています」
——最近ハットを被っている人をよく見かけます。リゾートでなら、気軽に挑戦できそうな気もしますが、どんなタイプがいいでしょう？
「ご覧のようなパナマタイプの人気が高まっています。通常のパナマの他に、こんなナイロン素材のものなら、くしゃくしゃにしても平気なので、「リゾートにはおすすめです。中にメッシュが付いており、快適です」
——帽子を被るのって、初めてだと勇気がいりますよね。何か被り方のコツといったものはないでしょうか？
「以前ボルサリーノの方から聞いたのですが、浅く被るより、きちんと深めに被った方が、カッコよく見えるようですよ。また、やりすぎないことも大事です。帽子にはアイキャッチ効果があり、どうしても視線が行くので、合わせるアイテムは柄物を避けて、シンプルにまとめた方がいいでしょう。個人的には、サングラスと帽子は、どちらか一つにした方がいいのではないかと思っています」
Q
「夏の大人に似合う、アクセサリーはありますか？」
A
「マルコム ベッツのアクセサリーがおすすめです」
——着用するアイテム数が少なくなる夏には、どうしてもアクセサリーをプラスしたくなります。それなりのステイタス性を持ち、長く使えるものはないでしょうか？
「大人気ブランド、マルコム ベッツのアクセサリーをおすすめします。英国ノッティングヒルの工房にてハンマリングという技術を使って、一つ一つ手作業にて作られているものです。最初は表面がくすんでいますが、使い込むうちにツヤが出てきて、なんとも言えない風合いとなるのです。熱狂的なファンの方も多く、年２回のトランクショーも盛況です。そこでデザイナー本人に自らのイメージを伝えて頂いて、世界に一つしかないオリジナル品を作ることも可能です。」
Q
「サングラスのおすすめを教えてください」
A
「ヴィンテージのサングラスはいかがでしょうか？」
——リゾートの必需品がサングラスですよね。他の人と差がつく、何かおすすめのものはないでしょうか？
「レア・アイウェアの、ヴィンテージサングラスはいかがでしょうか？ 今のモデルにはない独特の味が魅力です。ペルソールは、まだオプティル社というところがペルソールを作っていた頃の商品で、ドイツ製のレンズが入っています。ポルシェデザインのほうは、カレラ社製で、透明レンズが付属しており、レンズが交換できるようになっています。サングラスはかける方の肌の色や顔の形で、似合うものが違ってきます。例えば、赤ら顔の方は、ブルーやグリーンのレンズのほうがいいのです。店頭にて、逐一アドバイスさせていただきます」
Q
「安っぽくないビーチサンダルを教えてください」
A
「定番ですが、やはりアイランド スリッパはいいと思います」
——“ビーサン”もリゾートの必需品ですが、あまりラグジュアリーなものはないですよね？
「ハワイで手作りされている、アイランドスリッパーなら、素晴らしい履き心地を楽しめます。土踏まずのところが盛り上がっていて、包み込まれるような感じが気持ちいいのです。カジュアルはもとより、アンコン仕様のジャケットに合わせてもいいですね。これらはバーニーズが別注したものですが、大人なら、スタッズ使いや素材で遊ぶのが面白いと思います」
