ついに上陸、クアラルンプール
ランカウイ島の自然を満喫した後に向かうのは、最後の目的地となる首都のクアラルンプール。日本に戻る前に成長著しいマレーシアの今を体感するためにやってきた。
ホテルはKLCC(クアラルンプール・シティ・ センター)の中心に位置するマンダリン オリエンタル。
マレーシア滞在最終日となる明日はKLで活躍する知人と合流し、街を案内してもらう予定。「日本でのビジネスのヒントも見つかればいいな」。
オリエンタル風のラグジュアリーな空間が広がるロビー。昨日まで滞在したビーチリゾートとはうって変わり、シャープなスーツ姿のビジネスマンやドレスアップした紳士淑女が行き交う、凛とした雰囲気。長年東京で生活しているせいか、自然の中とはひと味違う落ち着きを覚える。
この日はサミットが近いこともあり、VIPのゲストが多いようだ。「そういえば、エントランスには国王の一人が乗っていると聞いたベントレーコンチネンタルが止まってたっけ」。
エレベーターに乗り高層階の部屋に到着。窓の外に林立する高層ビルがやけに新鮮に感じる。まだバカンスの途中だけど、この数日で溜まったメールを片付けることに。
「やれやれ、経営者としてメール処理からは逃れられないのか……」。なんてぼやきつつも、なぜかはかどるメール処理なのでした。