みなさんがどれだけミニというクルマについて詳しいかわからないが、このブランドは常に進化、というか変化しているのをご存知だろうか?
これまで3ドアハッチバックをベースに、コンバーチブルやクラブマン、2シーターのクーペやその屋根開きのロードスターなんてのがラインナップされてきた。そしてさらにクロスオーバーの登場。SUVスタイルとなったそれはもはやミニじゃない!なんて声がよく聞かれた。
そして2015年の今年。新型となった3世代目3ドアハッチバックをベースに今度は5ドアが登場。使い勝手のよさでグッと注目を浴びたのは言わずもがな、である。
ただ、その反面クラブマンは?という疑問が残った。5ドアは先代の片側リアドアを持つクラブマンの機能をすでに追い越してしまったからだ。
そんな折り、我々の前に姿を表したのが新型のクラブマンである。ご覧いただきたい。3ドアをストレッチした5ドアとは明らかに趣が異なる……。
それもそのはず、このクルマはボディをすべて新しくした。5ドアから流用したのはヘッドライトユニットくらい。つまりは新設計。もちろん、ハードウェアとボディの骨格となるフレーム部分は既存のものを共有するが、根本的に新しくなっている。