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ロシア不動産投資 Vol.1

ロシア不動産1

資産デザイン研究所代表の内藤忍氏が、各界のプロフェッショナルと投資談議に花を咲かせる、この企画。

2016年最初の対談相手にお招きしたのは、北海道帯広市を中心に住宅ビジネスを営む、株式会社ロゴスホームの池田雄一代表取締役。数年前からロシアのウラジオストクで事業展開を開始。現在「ロシア不動産投資」に注目しているという。

十勝地方で培った住宅ノウハウを
活かして、極東ロシアに進出

内藤 本日はよろしくお願いいたします。池田さんは、ハウスメーカー出身で、現在は北海道十勝地方の帯広市に本社を構える住宅会社「ロゴスホーム」を展開しているとお聞きしています。

池田 2003年に創業して14期目を迎えました。注文住宅事業を主に、企画住宅不動産事業、戸建住宅のリノベーション、リフォーム事業も手がけ、札幌や釧路、千歳など、道内に14の支店も構えています。2014年の施工棟数は220棟で道東1位、全道でも9位と、順調に業績を伸ばし続けています。

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内藤 帯広といえば、北海道のなかでも厳しい環境で、夏は35℃超、一方で冬は-30℃以下と寒暖の差が激しい厳しい気候のエリアですね。

池田 はい、その通りです。そういった環境に最適な住宅をつくることを創業以来目指し、結果、生まれたのが、冬の寒さを感じさせない「十勝型住宅」でした。高品質、かつ適正価格、アフターフォローを徹底したことにより、多くのお客様に支持されてきたと思います。

内藤 さらに、十勝型住宅で培ったノウハウを活かして、海外事業も展開しているとか。それが今日の本題でもある「ロシア不動産投資」というわけですね。

池田 国内住宅市場は縮小傾向で、海外にも事業を広げたいと考え、約7年前から中国や東南アジアなどを視察したのですが、寒冷地住宅の強み、寒いけど快適に暮らせる家という特長にマッチしたのが、北海道に気候が似ているロシアだったのです。とりわけ、日本からも距離が近い極東ロシアに照準を絞りました。

内藤忍

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