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The Style Concierge

カリブ海クルーズ 3/3 
カリブ海のリゾート地としての魅力

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ここまで2回にわたってカリブ海の島々のタックスヘイブンとしての成り立ちや、クルーズ旅行について紹介してきましたが、最終回はリゾート地としての魅力に焦点をあてます。(カリブ海クルーズ1/3)今回は、下記に紹介しているようにクルージングしながら、各島を1日ずつ見て回る形でした。バハマを除いて、多くのカリブ海の島々は小さく、人口も数千人から多くて数万人の規模で、クルージングの合間にエクスカージョン(日帰り旅行)に参加すれば、主要なスポットを大体見て回れます。

飛行機がビーチに降りてくるセント・マーティン島

今回のクルージングで最初に訪れた島がセント・マーティン島でした。セント・マーティン島はカリブ海の島々の中でもかなり東に位置していて、マイアミを夕方に出向してから4日目の朝までほぼ丸3日移動してようやくつきました。クルージングの参加者の多くはそれまでずっと海の上で、船の中で過ごすのに飽き始めていたのでほとんどの人がエクスカージョンに参加していました。

セント・マーティン島はカリブ海の島のイメージそのままに真っ白な砂のビーチと明るい色のきれいな海が楽しめます。滑走路がビーチのすぐそばにあってまるでビーチに着陸するかのようにすれすれまで航空機が下りてくることでも有名です。

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ビーチすれすれまで航空機が下りてくる。

私たちはヨットで島を巡るエクスカージョンに参加していましたが、この飛行機のタイミングに合わせてビーチに停泊してくれました。残念ながら写真は撮れませんでしたが、大型ジェット機を真下から船上で見るという貴重な体験ができました。

セント・マーティン島は小さな島の真ん中で、フランス領とオランダ領に分かれている珍しい島で、ヨットで島を巡っていると昔の戦争の遺跡なども残っています。今ではすっかり平和なエリアですが、植民地化を列強が競っていた時には様々ないざこざがあったことが分かります。

セント・マーティン島の海は透明度が高いのですが、遠浅のビーチが多くサンゴ礁がそれほどないため、シュノーケルをしてもあまり魚は見られませんでした。

岡村聡

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