デルタ航空(NYSE:DAL)は国際線のビジネスクラス「デルタ・ワン」に、ロサンゼルスに本社を置く音響と慈善事業の企業、LSTN サウンド社製のヘッドフォンを導入した。グアム、サイパン、パラオのミクロネシア線を除く全日本発着路線に今週から搭載されている。
LSTNサウンド社は、環境に優しい製品を作る企業として知られていおり、製品に廃材を使用し、木を染色せず木そのものの色を活かした製造を行なっている。デルタ・ワンに搭載するヘッドフォンには、特別にノイズ・キャンセリング機能が搭載された。
LSTNのパートナーシップを通じて、デルタ航空は難聴の人々を支援する「スターキー・ヒアリング・ファウンデーション(スターキーきこえの財団)」の活動を支援している。LSTNは4年前から同財団の活動を世界規模で支援しており、これまでに2万2,000人以上の人々に補聴器提供などの支援を行ってきた。売上げの一部を寄付に回す枠組みに基づき、今回のデルタ航空とのパートナーシップにより、新たに数千人の人々への支援が可能になる。