ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

ブリティッシュとジャパネスクを巡る、ウィークエンド

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ウィークデイはビジネスにかかりっきりのアラフォー企業経営者。

日々は充実しているが目まぐるしく過ぎ――ようやく訪れたオフ。たまには息抜きをしたいタイミングだ。

そんな大切な休日は、すでにスケジュールをスタンバイ。メインは、仕事で出会った気になる彼女とのドライブデート。相手も楽しみにしてくれているようで、ガレージに向かう足取りは軽く、思わず鼻歌がこぼれる。

彼女との待ち合わせは午後から。日常のリフレッシュと身だしなみを整えるため、ステアリングを握った。まず向かうのは――?

銀座ダンヒルのバーバーでシェービング&リフレッシュ

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やってきたのは、『アルフレッド ダンヒル 銀座本店』内の『ザ・バーバー』。じつはここ、バーバーの聖地である英国の人気店で、ダンヒルのロンドン・ホームであるボードンハウスにも併設しているお店。日本にはここだけしかない。

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ダンヒルのスーツといえばジェントルマンな仕上がりで多くのファンを持つが、『ザ・バーバー』は、紳士の本場である英国式のグルーミングが味わえる貴重な場所。「ここのトリートメントメニューはハイレベルで、リフレッシュにも、もってこい。デート前に気合いが入るね」。

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店内はシックな雰囲気が心地よく、個室風なので、周りからの視線が気にならないのも、常連になった理由のひとつ。

まずは、アロマオイルを使ったフェイスマッサージ&スキンケアからスタート。次いで、絶妙な熱さの蒸しタオルで顔が包まれたらお待ちかね、シェービングの始まりだ。

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スタッフの手際も良く、泡を立てる音とともに室内に広がる独特の匂い。泥を塗られるような感覚。さらには、髭が根元から剃られていく実感。「まさに、“バーバー”。これが気持ち良いから通うのをやめられない~!」。

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一般的に理容室というと「街の散髪屋さん」という佇まいで、やぼったい場所…。そんなイメージを持つ人も少なくないが、ここは違う。むしろ洗練されていて、なんといってもダンディーな雰囲気が一周回って新鮮。グルーミングやスタイリングの”男臭さ”が良いよね。

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今日のヘアスイアルはクラシックにセットしてみる。ジャケットとのコーディネイトもわるくないかな。これにて、1日のエネルギーは充電完了。馴染みのスタッフに見送られ、お店を後に。さて、準備は整った。これからが本番だ。

エンリッチ編集部

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