ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。5月は「プレミアム系クレジットカードの付加価値イベント」をテーマに、具体的な付帯特典を紹介している。(1/3から読む)ーーー

アメックスプラチナの「フリー・ステイ・ギフト」に限らず、プレミアム系クレジットカードには「体験」にフォーカスした付帯特典が目立ちます。ホルダーになれば適用されるホテルの上級会員プログラム、予約の取りにくいダイニングの優先利用、誕生日プレゼントもそう。単に「ホルダーになって所有感が満たされる」のではなく、満足度を高めるサービスがふんだんに用意されています。

何度も申し上げていますが、プレミアム系クレジットカードを持つ醍醐味は、ポイント付与率のアップなどではなく、こういった他にはない付帯特典にあります。享受できる特別な体験を重視し、ご自身のライフスタイルに合わせて使っていくことをお勧めします。

定期的に開催される会員限定、
高付加価値のグルメイベント

ホルダー限定で定期・不定期に開催するグルメイベントも注目を集めています。

例えば、JCBザ・クラスの会員限定イベント「ザ・クラス 名食倶楽部」はそのひとつ。私も今年2月に都内で実施したイベントに参加してきました。

同イベントは、JCBザ・クラス本会員または家族会員が対象で、年2回行われます。告知が始まると先着順で受け付けますが、参加したイベントは満員御礼の大盛況でした。

内容はその時々で変わり、私の場合は、京都で高く評価されている和食料理「たん熊 北店」の来栖正博主人と、同じく京都のフレンチの名店「イル・ギオットーネ」の笠島保弘オーナーシェフが、和食とフレンチをコラボさせるというもの。会場は東京と京都があり、日を変えて実施。参加費は1人2万円のディナーと、1人1万5000円のランチをライナップ。私はランチをいただきました。