ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。今回は、新たに登場したクレジットカードやテーマパークで便利なカードを紹介しよう。ーーー
エンリッチ読者の皆さん、ポイ探の菊地崇仁です。前回は、「ダイナースクラブ」による、京都・東福寺の「夜間特別拝観」、さらには外貨建て決済をすると通常は100円=3Pのポイント付与が3倍になる「海外利用ボーナスポイント」がある「アメックス・プラチナ」を活用した、サンフランシスコ旅行について取り上げました。ダイナースクラブに限らず、プレミアム系クレジットカードは会員向けのイベントを拡充させていて、そこでしか得られない体験や感動をホルダーに与えてくれます。また、上級カードはトラベル系のサービスや付帯特典が充実しているのも特徴です。今後も、さまざまな情報をお伝えしたいと思います。
限定特典をふんだんに用意した
東京五輪のオフィシャルカードが登場
今月はまず、新たに登場したカードの紹介から始めます。一つ目は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が三井住友カードと提携して発行するVisaブランドの「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」です。クレジットカードとプリペイドの2種類あり、それぞれで東京2020のロゴが入った「スタンダード」、マスコットキャラをあしらった「マスコットA/B」の異なるカードデザイン3タイプを用意しています。ともに年会費は無料ですが、プリペイドカードは初回チャージ額として1万5000円以上のチャージが必須。申し込むには、TOKYO 2020のID登録も必要になります。以下に概要をまとめました。
■クレジットカード
年会費:無料
入会資格:満18歳以上(高校生は除く)
利用可能店舗:Visa加盟店
ポイントプログラム:1000円=1Pのワールドプレゼントのポイント付与
■プリペイドカード
年会費:無料(初回チャージ額として1万5000円以上のチャージが必要。一部チャージ方式では手数料が発生)
入会資格:満12歳以上(小学生は除く)
利用可能店舗:Visa加盟店(一部利用できない店舗あり)
ポイントプログラム:利用金額の0.25%を翌月頃チャージ残高に還元
利用上限額:30万円
チャージ方法:クレジットカード、インターネットバンキング、セブン銀行ATM
どちらのカードでも、入会すると東京2020組織委員会から、『東京2020マスコット オリジナルステッカー』がプレゼント、エントリーすると『東京2020オリンピック 観戦チケット』が抽選で当たるキャンペーンもVisaが実施しています、さらに、大会の公式チケットをこれらカードで購入すると、クレジットカードのポイント付与、プリペイドカードの還元額が通常の2倍になるようです。今後も、会員限定のオリジナルノベルティやイベントへの招待など、新たな特典が登場する予定で、東京五輪の記念になるかもしれません。