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【36】海外保有不動産の税金の支払いはどうすればいい?

資産デザイン研究所代表の内藤忍氏が、資産形成にまつわる悩みや質問に答える、本シリーズ。今回は「海外不動産投資」がテーマ。物件を保有した場合に発生する税金は、どうやって処理すればいいのでしょうか。ーー

海外保有不動産の税金の支払いはどうすればいい?

Q(質問者):海外不動産投資を検討していますが、税金の支払いが心配です。海外と国内
で複雑な手続きになって負担がかかることは無いでしょうか。

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A(内藤氏):海外で不動産を購入した場合、税金について心配する人が多いようですが、考え方をシンプルにすれば、それほど難しい話ではありません。

まず、税金のかかるタイミングを、購入時、保有時、売却時の3つに分けて整理していきましょう。

購入時に現地でかかる税金は、現地で支払いをすれば終わりです。購入代金と合わせて支払うのが通常ですから、この段階で特に問題はありません。

保有時にかかるのは、現地では固定資産税などの税金になります。また賃貸に回す場合は、所得税がかかる場合があります。こちらは現地で課税額を支払うと同時に、日本国内でも所得税の申告が必要です。

現地での税金の支払いは、通常は管理会社が代行して行ってくれます。国内での所得税の納税は、個人の場合は確定申告する必要があります。こちらは税理士に相談すれば手続をやってもらえます。

内藤忍

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