ブルガリ ジャパンは、自社のホテルズ&リゾーツ部門に属するミシュランの星付きレストラン、イル・リストランテ ルカ・ファンティン(東京・銀座)のエグゼクティブシェフ ルカ・ファンティンによる栄養・衛生面にも配慮したイタリア料理で彩る弁当を製造・配送までを行うことを決定し、東京都内の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者を対象に、4月22日から提供を開始致した。
4月22日、1回目の「ブルガリ お弁当プロジェクト」は、東京都立駒込病院へ180食が届けられ、翌23日は、国立国際 医療研究センター病院へ200食が無償提供された。
弁当を受け取った国立国際 医療研究センター病院 院長杉山温人氏は下次の様にコメント。「このたびは、心のこもったイタリアンのお弁当をお届けいただき、誠にありがとうございました。お弁当は、新型コロナウイルス感染症の患者さんを救うために、日夜を問わず治療や看護等にあたっている医療スタッフをはじめ、センター病院の現場に届けたいと思っております。皆さまから支援してもらうことで、元気が出ます。看護師や現場の職員にとっても大いなる励みになると思います。」
今回の活動に対して、ブルガリグループ CEO ジャン-クリストフ・ババン氏は次のようにコメント。「この度、ブルガリホテルズ&リゾーツ部門がこの活動に加わることで、日本では食、ヨーロッパではアルコールを基にした殺菌・消毒と、それぞれが持つ専門知識をグローバルに活用することで新型 コロナウイルスと戦い、世界的に蔓延している感染病の最前線で戦う勇敢な医療従事者を支援できることを大変誇りに思います。ブルガリは、難民キャンプの子供たちへの教育支援にはじまり、災害救援、男女平等を謳うブルガリ アウローラ アワードそして歴史的なローマの建築物修復への寄付に至るまで、ラグジュアリー業界に於けるCSR活動の先駆者であり続けています。この世に生を受けた責任ある市民である私たちは、何十年にも渡り、恩恵をもたらせてくれた地域社会に貢献していかなくてはならないと信じています。ブルガリは、その地域の人々によるブランドへの信頼のおかげで、世界的なラグジュアリーアイコンとしての地位を確立しているに他なりません。日本は、ヨーロッパに続き最初に設立された子会社であり、最もブルガリが愛されている国のひとつです。この活動が、はかり知れないプレッシャーのなかで 邁進される日本の医療従事者の一助になれば幸いです」
22日に提供を受けた、東京都立駒込病院の院長 神澤 輝実氏は次の様にコメント。「新型コロナウイルスへの対応には、予断を許さない状況のなか、日々医療スタッフが真摯に向き合っております。そのような折、お弁当をご提供いただきましたことは、働く医療スタッフの励みとなり、一同、心より感謝申し上げます。みなさんの温かい気持ちに支えられていることに心から感謝し、大切な命を救うために、感染症指定医療機関として、多くの方のご期待に応えられるよう、これからも努力してまいります。このたびは誠にありがとうございました。これからも一緒に新型コロナウイルスと闘っていきましょう。」
同社は、新型コロナウイルスの撲滅において科学界と医学界を支援しつづけている。