テラドローン株式会社と、エアモビリティ株式会社は、「空飛ぶクルマ」の社会実装の早期実現に向けた業務提携を発表した。
2016年創業で全国に拠点を構える産業用ドローンソリューションプロバイダーであるテラドローン株式会は、海外でも欧州・東南アジアを中心に事業を展開しており、世界的なドローン市場調査機関のDrone Industry Insightsによる「ドローンサービス企業 世界ランキング2020」では、産業用ドローンサービス企業として「世界1位」に選ばれている。
日本では大手ゼネコン・建設コンサル等からの案件を中心に、1,500件以上のドローン測量/点検実績があり、現在、測量分野では国内導入実績No1の「Terra Lidar (特許取得済)」を提供している。点検分野では海外グループ子会社で欧州の大手オイル&ガス会社を中心に200件以上の実績をもつTerra Inspectioneeringと連携し、特許取得済みのUT(超音波探傷検査)ドローンを用いた検査技術を導入。運航管理分野では、JAL、東京電力、KDDI等と共同でドローン社会の実現において必須の運航管理プラットフォームである「Terra UTM」の開発を行う。
エアモビリティ株式会社は、「空飛ぶクルマ」の販売やサービスに関するインフラをプラットフォーム上に構築することで「空飛ぶクルマ」の航行に関するサービスをワンストップで提供することを目的とし、2019年8月1日に設立。今後、インフラプラットフォームのコアシステムであるASCP(エアモビリティ・サービス・コラボレーション・プラットフォーム)を自社開発し、ナビゲーションシステムや離発着場システム等と連携させ、「空飛ぶクルマ」が簡単かつ安全に航行できるサービスの提供を予定している。