今年で3年目となる「オートモーティブ30%クラブ」の「Inspiring Automotive Women（自動車業界を活気づけた女性）賞」で、ベントレーの電気システムエンジニアであるリンジー・タフ氏が今年の30人の受賞者の一人に選出された。

「オートモーティブ30%クラブ」は、自動車業界で活躍する女性の才能を認め、応援するとともに、自動車業界の古い認識を改めることを目的としている。この賞は、ビジネスのあらゆるレベルにおける努力と成果を評価すると同時に、業界全体で女性に与えられている幅広い機会に光を当てることを目的としている。

受賞者のリンジー氏は過去に水道業界で電気技術者として働いていたが、2014年にベントレーに入社。当初はメカトロニクスのプロジェクトに従事し、ミュルザンヌの航空機型シートやフライングビーの機構、フライングスパーのリアシートの折り畳み式ピクニックテーブルなどのプロジェクトに携わった。 彼女は4つの新しい電気制御ユニット（ECUs）を導入するなど、プロセスや設計を改善し、変革を推進する役割を果たしている。