ベントレーは、新しいハイブリッド パワートレインを搭載する最初のモデルとなる第4世代の新型コンチネンタルGTの発表を6月に予定している。
新型コンチネンタルGTは、最高出力782PS、最大トルク1000Nm、80kmの電気のみの航続距離、50g/km以下のCO2排出量(WLPT)を実現。105年のベントレーの歴史の中で最もパワフルでダイナミックな性能を持つロードカーとなり、ハンドクラフトの贅沢さと素材はそのままに、最もサステナブルなモデルとなるという。
2002年に発表されたコンチネンタルGTは、販売台数を10倍に伸ばし、現代におけるベントレーを再定義するきっかけとなった。コンチネンタルGT登場のインパクトは大きく、ベントレーの年間販売台数は4年のうちに1000台前後から10,000台以上に増加した。2010年にパリで発表された第2世代のコンチネンタル GTは10月から受注が開始され、2011年初頭から納車を開始。当初W12気筒エンジンを搭載して発売されたが、2012年には4.0リッターV8エンジンを新たに導入した。第3世代のコンチネンタルGTは2018年に登場し、新しい専用プラットフォームをベースに新たなエンジン、サスペンション、電装アーキテクチャー、内外装デザインが採用された。
現在コンチネンタルGTは、ベントレーにとってベンテイガに次ぐ2番目の人気モデルで、販売台数の1/3をしめる。新たな第4世代モデルは2025年の初めには、英国クルーにあるベントレーのドリームファクトリーにて、ひとつひとつ手作業で生産される予定だという。