ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

「シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード 2015 Presented by GOETHE」

ゴールドシグネチャー

ペルノ・リカール・ジャパン株式会社が展開するスコッチウイスキー「シーバスリーガル」と、株式会社幻冬舎が発行する雑誌「GOETHEゲーテ)」は、『シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード 2015 Presented by GOETHE』の受賞者を決定し、2015年1月20日(火)、グランドハイアット東京にて授賞式を開催した。

このアワードは、本業のビジネスの成果を通して社会に活力を与えると同時に、社会貢献にも寄与したビジネスリーダーに贈られるもの。作家の村上龍氏が特別審査員を務める同アワードは、2011年から毎年開催し、時代を牽引するリーダーを讃えて来た。

2015年の受賞者

[コーポレートバリュー デベロップメント部門]
株式会社良品計画 代表取締役会長兼執行役員 松井忠三氏

▼授賞理由
社長就任当時の赤字状態からV字回復を果たし、昨年度売上げ2,000億円超達成。「無印良品」は全世界で640店舗を展開。うち海外は255店舗にも上る。また、世界の食料問題の解決に取り組み、日本発の特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalの「TABLE FOR TWO プログラム」を、国内の「Café&Meal MUJI」など全店のメニューの一部に導入し、寄付金付きヘルシーメニューを提供するなど数多くの社会貢献活動にも寄与した。

[ビジネス イノベーション部門]
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長兼CEO 増田宗昭氏

▼授賞理由
「代官山 蔦屋書店」をはじめ、「湘南T-SITE」を設立し、ネット社会の中に新しい書店、商業施設のあり方を提案。本のみならず、音楽や映画も複合させ、人生を深く愉しむ文化と、生活をさらに充実させる場所を提供し、世代を超えた文化的貢献に寄与。さらに、指定管理者として運営する武雄図書館は、開館1年ほどで来場者100万人を突破。本を媒介として、地方活性化にも努めた。TSUTAYAの事業でも、本の売上が1100億円以上と日本最大の書店チェーンに発展。また、もう一つの事業の柱である、TカードとTポイントは月間3,300万人以上が利用する日本最大級の会員組織に成長し、そのデータベースを基盤としたマーケティング事業も展開。災害復興の支援にTポイントを寄付できるシステムを運用し、さらなる社会貢献活動の場を広げている。

特別審査員 村上龍氏コメント

2011年にスタートし、5年目となる今回は、本アワード(「シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード Presented by GOETHE」)に最もふさわしい方々が選ばれたように思い、うれしく思っています。

松井氏がカンブリア宮殿に出演された時、約2,000ページにも及ぶ「ムジグラム」というマニュアルがあることを知りました。このマニュアルは、大企業病に陥ってしまった、大企業ならでの悪しき慣習を立て直すためにつくられ、従業員や販売員を縛るのではなく、社員の仕事を助けるため、各自の意見を反映しながら項目が増えていくというものでした。それまで、決められたことはきちんとやりながら、各担当者の判断に任せるという仕事の進め方をする企業を知らなかった私は、このことにとても感動しました。

増田氏のカルチュア・コンビニエンス・クラブは、出版や書籍、映像、音楽などさまざまな領域で革命を起こしたと思います。雨後の筍のようにあったレンタルビデオ業の中で、カルチュア・コンビニエンス・クラブだけが、日本の文化をリードするようなポジションまで達したことは本当に革命的なことです。これは増田氏の緻密な戦略と実行力によって、成し得ることができたのだと思っています。

両者に共通して言えることは、革命的なことを実行し、そして成し得た方であるということです。今回の受賞を、私自身とてもうれしく思います。

授賞式やトークセッションの模様:公式サイト「ゴールドシグネチャー・チャネル」

エンリッチ編集部

Return Top