お金を生みだす環境・源泉で資産への考え方は変わる
このように、同じ富裕層でもお金に対する姿勢は異なります。とりわけ、事業を持つ資産家は、ビジネスに維持発展が最大の関心事。私生活の楽しみよりも、財団を作って資産を管理するなど、散財ごっこには興じません。かのビル・ゲイツも財団を持っていることは有名です。仮に事業を辞めても投資家になるなど、資産家には守る・殖やすという宿命がつきまといます。
対してプロ経営者だと、市場で「必要ない」とジャッジされると、能力があってもマーケットから放り出されることに…。そうすると、ボランティアに励んだり違う人生を歩むケースもあるようです。
ようは、フロー、土地、事業というお金を生み出す源泉や環境が違うわけですから、おのずと行動パターンも、それぞれ変わってくるということです。
ーー4つに分類できる、富裕層のパターン。出自が異なるだけに、思考や行動にも違いがあるようだ。自分が何に当てはまるか理解すれば、今後の維持発展のヒントになるだろう。