つねに“反対の視点”を
持つことで人として成長する
何事にも感情的にならず、度量を広く持ちたいと考えるなら、つねに「反対の視点を持つ」こともお勧めします。ポイントは、自分の言動を否定するのではなく、疑問を抱くことです。
これは私も日ごろから実践していることで、例えば「メンタルトレーニングは必要だ」と考えると同時に、「本当にそうか?」と真っ向からの疑問をぶつけるのです。こうすることで、自分のやっていることを客観的に観察することができ、さらに自分のなかで意見をぶつけ合うことで深堀りができ、より良くするにはどうすればいいか、道筋が定まっていきます。反対意見に冷静に対処することで心に度量が芽生え、日常のシーンで同様のことがあっても感情的にならずにすむメンタルを身につけることもできます。
自分の言動に疑問を持たないと「なら、これでいいか」となり、自己の成長は止まってしまいます。さらに、周りから何か言われても耐性がありませんから、受け入れることもできません。
そんな狭量な人物にならないためにも、疑問をベースにした自問自答を習慣にして、度量を広げるトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。
高畑好秀 著
一流だけが知っている自分の限界を超える方法
KADOKAWA/中経出版 1,404円
名だたるトップアスリートが指名するメンタルトレーナーである著者が、彼らと真剣に向き合う中で見出した「人間は本来負けたがっている」というオリジナルのスポーツ心理学をベースに、「勝ち」への執着を捨て、限界突破のための「負け」を知る究極の方法を説く。
高畑好秀 公式サイト: www.takahata-mental.com
一流だけが知っている自分の限界を超える方法
KADOKAWA/中経出版 1,404円
名だたるトップアスリートが指名するメンタルトレーナーである著者が、彼らと真剣に向き合う中で見出した「人間は本来負けたがっている」というオリジナルのスポーツ心理学をベースに、「勝ち」への執着を捨て、限界突破のための「負け」を知る究極の方法を説く。
高畑好秀 公式サイト: www.takahata-mental.com