ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

ジョホールバルでの生活が始まりました

この9月からうちの子供がマルボロカレッジに転校したので、平日は基本的にジョホール(マレーシア第2のシンガポールに隣接した都市)に滞在しながら、仕事があればシンガポールに日帰り出張して、週末はシンガポールに滞在するという2ヵ国を定常的に行き来する生活を開始しています。

マンション

この連載の13回目でもジョホールについて、イスカンダル計画など不動産事情やマルボロカレッジなど教育事情を中心に紹介しましたが、今回は実際に生活を始めて感じる日常での発見について紹介します。このような生活を送ることになった理由は、シンガポールからスクールバスで毎日通えると思っていたマルボロへの通学が、8歳以上でなければスクールバスを利用できないと入学1ヵ月前に分かったからです。

うちの子供は、3時間の行動観察という入学試験のために1度だけマルボロカレッジのキャンパスを訪れただけでしたが、この学校に通いたいと強く希望していたので、負担は大きくなりますが上記のように妻と子供は1週間をシンガポールとジョホールを行き来しながら生活して、私は東京とこれら両都市を行き来する生活をすることになりました。

ただ、マレーシアへの転居は想像以上に色々なトラブルに見舞われました。シンガポールの住居も日本と比較すると、備品や水回りのトラブルが多く最初は色々と苦労しましたが、マレーシアでは比較にならないほど大変でした。

問題なく使えると聞いていた電化製品がいくつもコンセントに1度つないだだけで壊れてしまったり、雨の日にすべての窓ガラスから水漏れしたり、部屋は完成しているのに洗面所に鏡がなく歯磨きや髭剃りに困ったりと毎日がトラブルの連続でした。最大のトラブルはシンガポールの生活を住み込みでサポートしてくれていたミャンマー人のメイドさんです。

エージェントから2週間ごとにシンガポールと行き来していれば問題ないと聞いていたのですが、なんと2往復したところでマレーシアのイミグレで止められてしまって、再入国できなくなってしまいました。妻がシンガポール法人の代表を務めていて、私も半分しか一緒に居ないため、住み込みのメイドさんはシンガポール・ジョホールでの生活に不可欠であるため、ここ1ヵ月は家事の出張代行サービスを使いながらなんとかしのいでいます。

岡村聡

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