巨大化の一途をたどるクルーズ船

今回、私たちはノルウェイジャンの中でも最大級のノルウェイジャン・エスケープという船を利用しました。写真にあるように、甲板は巨大なウォーターリゾートになっていて、立ってスライダーに乗り込むと数秒で床が抜けて垂直に落ちていく、フリーフォール式のウォータースライダーまで用意されていて、大人でも楽しめるようになっています。他にも甲板よりもさらに高いところまで上がれるロープアトラクションやミニゴルフ、劇場や映画館、ジムなど１週間以上にわたるクルーズで飽きないようにさまざまなアトラクションが整備されています。

ノルウェイジャン・エスケープは約16.5万トンで、全長が約326メートルもありゲストが約4,300人、クルーが約1,700人も乗り込めるので、ちょっとした規模の町が丸ごと移動しているようなものです。今回、経路が視察に適していたことに加えてノルウェイジャンのクルーズラインを利用した理由の１つに、オンラインのレビューで食事の評価が高かったこともありました。期待にたがわずどのレストランもレベルが高く、家族全員幸せな気持ちになりました。オーランドでの食事が全般として良くなかったため、その反動もあって食べ過ぎてしまいました。

追加料金を払って食べるレストランはもちろん、24時間食べ放題・飲み放題のビュッフェで提供される食事もローストビーフやパスタコーナーを始め質が高く、最初は10日間のクルーズを楽しめるのか食事面を中心に不安でしたが、全く問題ありませんでした。

ただ、この巨大なノルウェイジャン・エスケープでもサイズで見ると７位です。現在就航している中で最も大きな船は、カリビアンが今年投入したハーモニー・オブ・ザ・シーズでなんと約22.7万トンもあります。客船の大型化は大手３社の中でカリビアンが進んでいて、ノルウェイジャン・エスケープを上回る６隻の船は全て、カリビアンの所有となっています。

どの巨大クルーズ船も上記したノルウェイジャン・エスケープに負けず劣らず様々なレジャー施設を用意しているのでまた機会があれば次は違う船に乗りたいと考えています。