大型客船が集結するバハマ
これらの島々を巡った後に、クルージングの最終日の前日にバハマに寄港しました。
私たちは今回カリブ海の東を巡るツアーに参加しましたが、バハマには西や北を巡る客船も寄港するので、写真にあるように大型客船が何隻も並んで停泊していて壮観です。
バハマにはアトランティスという巨大なウォーターパークを備えたリゾートホテルがあり、多くの客船からたくさんのゲストが訪れます。アトランティスは、その名の通り海に沈んだ伝説の大陸はこうだったのではないかという想像に基づいて作られた壮大なスケールのホテルです。
ただ、ホテルの宿泊客に加えて、巨大客船からもエクスカージョンで多くの人が訪れるので、ウォーターパークは混んでいて、人気のスライダーには30-40分も待たないとなりません。ディズニーワールドの人気のアトラクションですらもっとスムーズに乗れたことを考えるとストレスがかなり溜まりました。
ちなみに、このバハマのアトランティスは以前ドナルド・トランプ氏が所有していた土地に建っていますが、このことがバスの中で案内された時に大統領選で盛り上がっているタイミングで彼の支持者から拍手が起きた一方、ヒラリー・クリントン氏の支持者からはブーイングが起きたことが印象的でした。
アトランティスはアラブ首長国連邦のドバイにも同じブランドのホテルがありますが、そちらのほうがさらに設備が新しくてスケールも大きく、かつ待ち時間もはるかに短いため、ドバイの方がオススメです。
地理的には近くにありながら、このように島ごとに違った自然や街の趣があって、寝ている間に移動して効率よく多様な経験ができるカリブ海クルーズはとてもオススメです。客船の大型化が進んだことで、基本的な飲食込みで1週間のクルージングで1人15万円程から参加でき、ホテルをあちこち飛行機で移動するよりも身体への負担が少ない上に、コストも低く抑えることも可能です。
地理的に遠いため、日本人の参加者もほとんどおらず非日常感も存分に味わえるカリブ海クルーズはとてもオススメです。
次回は、シリコンバレーの最新事情について紹介します。
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