ニュージーランドで拡大するエコビレッジ
引退後にこうしたニュージーランドの地方都市に住む魅力は、気候の良さや町の雰囲気だけではありません。ローカルの多彩な食べ物やワインをリーズナブルに楽しめることも大きな魅力です。オークランドを訪れた時も市内には高価ながらレベルの高いレストランはたくさんあり、ワイヘキ島など近隣でもシーフードなど美味を楽しめました。
しかしながら、ネルソンではシーフードに加えてラムなどの肉、野菜、果物など現地で採れたものがどれもおいしく、さらにニュージーランドで屈指のワインの産地になってきていて、地場の食材で作られた料理にはその土地のワインが良くあって素晴らしい食事を毎回楽しめました。
さらにこうしたネルソンの食材やワインの評判を高めているのがエコビレッジの存在です。エコビレッジはニュージーランドで60年程前に始まったアイディアで、自給自足で農作物やワインの栽培や牧畜を行うことを目的とした集落を意味します。
家畜からでた排泄物のみを肥料として有機農法で栽培された食材やワインの価値は世界中で近年高く評価されています。エコビレッジによって自給自足のレベルは違いますが、集落によっては太陽光パネルで全ての電気を賄い、さらに水も雨水のみを利用するところまで徹底しているところもあります。
次回はエコビレッジの中でも規模が最も大きく、さらにワイナリーについても日本人が携わっているアタマイビレッジについて詳しく紹介します。
今回は2日だけの滞在でしたが、次回は家族でもっと長い期間を訪れて海辺のクルージングやゴルフなどもじっくりと楽しみたいと考えています。
岡村聡 著
『世界の超富裕層だけがやっているお金の習慣』
KADOKAWA 1,540円(税込)
日本とシンガポールで、超富裕層を対象にファミリーオフィスを経営する著者が、「本当の富裕層」から学んだ、お金を使いこなし、豊かな人生をおくる術を解き明かす一冊。
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