地名通り最高の天気
その後にブリスベンからハイウェイを北上して、サンシャインコーストのカラウンドラを通ってヌーサヘッズまで行きました。
サンシャインコーストはブリスベンの北に点在する小さな町からなり、合わせて人口25万人ほどしかいないエリアです。ブリスベンでも人口200万人以上ですから、1つ1つの町はまさにブリスベンやゴールドコーストとはケタ違いに小さいサイズです。
カラウンドラには大きなビーチはありませんが、海沿いにおしゃれなレストランやカフェが立ち並び、目の前にいくつも島が見えるダイナミックな光景が楽しめます。オーストラリアらしく平日でも夕方になると多くの住人がスポーツバイクやジョギング、近隣の島へのカヤックなどのスポーツを楽しんでいる姿が印象的でした。
ヌーサヘッズは世界的に有名な長く大きなビーチがあり、波も良いので子供も含めたサーファーたちが楽しそうに波に乗っていました。
カラウンドラでもヌーサヘッズでもサンシャインコーストという地名通り、毎日真っ青な空が広がる快晴続きで、気候もとても快適でした。気候はシリコンバレーに似ていると感じましたが、物価はサンシャインコーストの方が大幅に安いことも魅力です。
また、両方の町で、レビューサイトで評判が高いレストランにディナーを食べに行きましたが、とてもレベルが高くコスパもシンガポールよりも良かったです。
どちらのレストランも海の近くである立地を活かしてオイスターやロブスター、タコといった新鮮なシーフードを使った料理を提供していることも、日本人が滞在する上でとてもうれしいポイントでしょう。学校も自然環境の中にあって素晴らしく、広大なプールに加えて近隣の海や湖でのスイミングが楽しめ、さらに町中や林間でマウンテンバイクが楽しめるなど、スポーツを行う機会もふんだんにあります。
ただ、さすがにサンシャインコーストでは街の規模が小さすぎて、親が長い期間滞在するのは困難と感じました。ゴールドコーストの学校をメインとしながら、可能であれば週単位でサンシャインコーストの学校にも通わせようと考えています。
今回、初めてクイーンズランド州を訪れましたが、このように大きな街も小さな町もどちらもユニークな特徴があって魅力的でした。シンガポールの夏季休暇は6月~8月とオーストラリアでは冬にあたるので、うまく機会を見つけて11月~2月の向こうの夏にもこの地を訪れて、さわやかな気候も楽しみたいと考え始めています。
次回はプーケットについて紹介します。
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