英語ネイティブの強み
今回の滞在中に印象的な出会いがありました。ハイアット・リージェンシー箱根のロビーには暖炉があって、夕方からは薪がくべられて火がともっており、16時からはシャンパンやワイン、ジュースなどがフリーに楽しめるようになっているので、友人の別荘宅のリビング感覚で宿泊客が多く集って談笑できます。
私たちの隣にはインド系の観光客が居て、ベビーがかわいいねと話しかけられたことから、家族で色々と話していましたが、会話の中から彼らもシンガポールから旅行に来ていることが分かりました。そこから急速に打ち解けて色々と話しをしましたが、彼らは2週間近くにわたって東京→箱根→飛騨高山→京都→大阪とレンタカーで移動しながら年末年始を日本で過ごすと話していました。
箱根ではハイアット・リージェンシー、京都ではウェスティン、大阪ではセントレジスに宿泊するということで、予算に余裕がある外国人にとってはやはり外資系の高級ホテルが安心して滞在できるようです。大阪でも京都でもリッツカールトンに宿泊したかったようですが、京都のそれは1泊10万円以上と予算オーバーで、大阪のリッツカールトンは満室で取れなかったと話していました。夫婦2人とも外資系の投資銀行で働いているようですが、シンガポール人のエリートサラリーマンの海外旅行の予算感覚が良く分かるエピソードでした。
このご夫婦にはうちの上の子よりも1学年上のお子さんが居て、ゲームのマインクラフトを自分でプログラミングして建物のデザインをするほどやりこんでいるので、同じゲームが大好きなうちの子供とうちとけて、ご飯もあちらのファミリーと一緒にとって夕食後もゲームを一緒に楽しむまでになりました。
箱根もすっかり国際的なリゾートとなったと感じるとともに、うちの子供のように英語ネイティブであれば世界中どこに遊びに行っても、行く先々で友人ができて、自然と旅も多様な楽しみ方ができて、シンガポールで子育てをしていてよかったと感じました。
グローバリスト同士は、休暇の海外旅行が楽しみであるファミリーが多く、このシンガポールのファミリーともこれまで行って良かった旅先について色々と情報交換をしました。ハイアット・リージェンシー箱根もこれほど外国人観光客が多ければ、口コミで良いうわさが広まって、自然とさらに外国人観光客が増えていくと思いました。