チャンギの最新巨大施設ジュエル
そのチャンギ空港に最近完成して、空港利用者だけでなくシンガポールのローカルからも大人気となっているのが、商業施設「ジュエル」です。
「ジュエル」は人工としては世界最大となる滝を中心に展開された巨大なドーム型の商業施設で、総工費は17億シンガポールドル(約1,400億円)にのぼり、建設にも4年半かかったというところからもそのスケールが分かります。
私も開業当初に家族で訪れましたが、ランドマークである滝とその周りを彩るシンガポールのジャングルを模した植栽は圧巻の迫力で、滝のすぐ横をターミナル1~3を移動しているスカイトレインが走っている光景は、まるでSF映画に出てくる近未来の都市のようでした。
夜には写真にあるように滝がライトアップされるショーも開催されていて、空港利用者はもちろんローカルの間でもこのライトショーをわざわざ見に行く人が多くいます。
ドバイが代表例ですが、自国の空港をグローバルのハブとして確立し、ナショナルフラッグと空港利用者を獲得するだけでなく、どうせトランジットするのであれば1-2日空港の外に出て遊んでみようと思わせる空港を核とした統合的な商業施設の開発が行われています。