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グローバル市場を席巻し始めたテスラ

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Photo:iStock.com/jetcityimage

今回はいつものリゾート中心の記事と少し趣向を変えて、EVの世界最大手テスラの躍進について紹介しようと思います。

テスラのモデル3が販売台数で断トツのトップ

まだ日本では見かけることの少ないテスラの電気自動車(EV)ですが、米国西海岸それもサンフランシスコやシリコンバレーのいわゆるベイエリアでは最もよく見かける自動車となっています。19年夏に子供を現地の学校に3週間通わせるために、サンフランシスコ近郊に滞在しました。

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サンフランシスコのショールーム

子供を通わせていたのが私立校だったということもあるかもしれませんが、夕方に学校に来る自動車の3~4台に1台がテスラのEVでした。

ガソリン車であれば空気を取り込んでエンジンやラジエーターを冷やすためにフロントグリルとなっている部分が、EVではこの機能が必要ないので、バンパーと一体化してフラットとなっているので、遠目からもテスラのEVは一目で見分けがつきます。

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Photo:iStock.com/jetcityimage

モールや大きなスーパーには必ずといっていいほど、テスラの充電設備があって最新のスーパーチャージャーであれば20分ほどでフル充電となるので、買い物や食事をしたりしている間に十分な走行距離まで充電でき、全く不便さはないと知り合いのテスラ所有者も話していました。

こうしたトレンドを、マクロ統計も指示していてテスラの最新モデルであるモデル3の米国での販売台数は、2019年通年で15万台を超え、同じカテゴリのレクサスESクラス(約5.1万台)、メルセデスベンツCクラス(約4.9万台)、BMW 3シリーズ(約4.8万台)を引き離して、断トツのトップなっています。

岡村聡

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