前回はロックダウン下のシンガポールの様子について紹介しましたが、ロックダウンが6月に段階的に緩和されましたので、今回はその様子についてレポートします。
2ヵ月近くに渡ったロックダウン
当初、シンガポールのロックダウンは4月7日から1ヵ月の予定でしたが、3週間延長され6月2日まで継続されました。シンガポールはロックダウン後の経済再開について3つのフェーズでの移行が計画されていて、6月2日からフェーズ1となりました。
しかしながら、フェーズ1で再開が許可されたのは一部の学校位で、レストランもデリバリーのみが続き諸外国ではロックダウンとされる状況とあまり変わりませんでした。ただ、6月に入ってから市中感染が毎日10人以下の日が続いたことで、6月19日からフェーズ2にステップアップしました。
フェーズ2からはレストランも1組5名まで飲食できるようになり、友人の家にも同じく少人数であれば遊びに行けるようになったので、子供たちもようやく以前の生活が戻ってきた感覚で、とても嬉しそうにしていました。
シンガポールでは多くのコンドミニアムにプールやプレイグラウンドが併設されていますが、そちらも利用が再開され、学校から帰ってきた子供たちで連日にぎわっています。私が暮らしているコンドミニアムではテニスやバスケットコートも復活したので、ロックダウン中はランニングやバイクで黙々とエクササイズに励む毎日でしたが、様々な球技も加えながら飽きないように身体を動かしていこうと考えています。
公園もこれまでランニングトレイルだけが解放されていましたが、広場や遊具も開放されました。ただ、以前は野球やサッカーを楽しめた近所の芝生の広場が、熱帯のシンガポールらしく暫くメンテナンスしなかったために腰位まで雑草が生えていて、容易には歩けなくなっていたので驚きました。