サファリに子供は大喜び
このように自然の中での遊びにはあまり魅力を感じなかった今回のバリ島滞在ですが、ウルワトゥから移動して宿泊した”Mara River Safari”に子供たちは大喜びしました。こちらのホテルはタマン・サファリ・バリに隣接していて、島の東部のギャニャール地区にあります。
動物園やサファリについてはこれまでの経験からアジアよりも欧米の施設の方が総じてよくできているのであまり期待せずに行きましたが、約4㎢の広大な土地にアフリカとインド、インドネシアの3つのテーマでまとめられた動物たちが見られて大人も楽しめる施設でした。
ホテルのどの部屋からも草食動物たちにすぐアクセスできるようにデザインされていて、各部屋に備え付けられているニンジンをサイやキリンに、シマウマといった大物に餌やりできるのも子供たちにとっては楽しかったようです。ホテルのメインダイニングは大きなガラス張りとなっていて、そこから間近にライオンが見られるのも迫力です。
こうした施設だけではなくショーも充実しています。私たちは虎が登場するショーを見ましたが、大きな虎が2匹なんの拘束具もない状態でスタッフとともにステージ上で様々な出し物が行われ、最後には5メートル近くの木の上に吊るされた餌にジャンプして飛びつくという虎の身体能力の凄みが十分に伝わる内容でした。
このサファリパークはほかにもジャワ島に2つ同様のパークを保有しているインドネシア企業が運営しており、今後もこのサファリパークに併設する形でマリンパークも増設する計画があるようです。