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The Style Concierge

リゾート×高付加価値カード 3/3回

ブラック・プレミアムクラスを中心に、ポイ探の菊地崇仁氏が、クレジットカードの隠された使い方や機能を探っていく本企画。

9月は、菊地氏が保有するなかから、付加価値が見いだせる2枚のクレジットカードを紹介したが、締めくくりの今回は、ホテルやアミューズメントで役立つカードを取り上げよう。(1/3回から読む)

リゾート&アミューズメントで
役立つサブカードとは?

9月は2回にわたり、ヒルトン系のホテルで役立つヒルトンHオーナーズVISAゴールド、東京ディズニーランドで他にはない体験ができるJCBザ・クラスを紹介しました。前者はサブカード向きですが、JCBザ・クラスはメインカードとしても十分です。

菊地氏

しかしながら、ホテルやアミューズメントなど、レジャーシーンで便利なカードは、他にもあります。ここではご参考までに、いくつかカードを紹介しましょう。

ホテル系
●スターウッドプリファードゲスト®アメリカン・エキスプレス®・カード
発行元:アメリカン・エキスプレス
国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
年会費:3万1000円+税

シェラトンやウェスティンホテル&リゾートなど、SPG®ホテル&リゾートに加盟するホテルで便利。SPGのエリートレベルであるゴールド会員資格が自動付帯し、空室に応じたアップグレードや、アーリー・チェックイン、レイト・チェックアウトなどが適用されます。

●アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード
発行元:アメリカン・エキスプレス
国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
年会費:13万円+税

SPGのゴールド会員、ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドのアクセスレベル、カールソン レジドールホテルズのエリート会員、アコーホテルズのプラチナ会員と、世界の名だたるホテルグループのエリート会員資格が付帯します。

アミューズメント
●セディナ プラチナカード
発行元:セディナ
国際ブランド:Visa、JCB
年会費:3万円+税

アメックス・プラチナと同様、世界各国のホテルで優待が受けられるばかりか、サンリオピューロランドのVIPルームが利用できるというもの。ローコストで持てるのも特徴ではないでしょうか。

●DCMX GOLD
発行元:NTTドコモ
国際ブランド:Visa/Master Card
年会費:1万円+税

抽選になりますが、USJのスタジオ・パス(ペア)や「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」の優先搭乗ができるドコモラウンジの利用チケットが進呈されます。ドコモラウンジではドリンクサービス、タブレットでのパーク案内、キッズスペースが用意されていますから休憩にも便利です。

●三井住友VISAプラチナカード
発行元:三井住友カード
国際ブランド:Visa
年会費:5万円+税

パーク内ゲストサービスでカードと全員分のスタジオ・パスを提示すると、アトラクションの待ち時間を短縮できる「ユニバーサル・エクスプレス®・パス」が受け取れます(同伴者最大4名まで)。また、USJのウェブチケットストアには三井住友カード専用ページがあり、1デイ・スタジオ・パスが割引価格で購入できます。

いかがでしょうか。アメックス・プラチナはメインカード向きですが、他のカードはサブとしても使え、レジャーシーンを何かとサポートしてくれます。

このように、比較的ハイクラスのカードには魅力的な付帯サービスがあります。これらを使いこなすのも、ホルダーにとっての楽しみのひとつ。ぜひ、ご活用ください。

 
他にはない付帯サービスが提供されるのも、プレミアム系カードの特徴だということ。使いこなしてこそ、ホルダーとしての満足感も高まるのではないだろうか。
 


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エンリッチ コラムニスト 菊地崇仁 

菊地崇仁(きくち・たかひと)

北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。2013年、All About「ポイント・マイル」のガイド、ザイ・オンライン「人生を5%豊かにするクレジットカード活用術」のコラム、ペイメントナビへの記事提供を開始。2014年から東京バーゲンマニア「お金の貯まるカード活用術」のコラム、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへの記事提供を行っている。ポイント・マイレージに関して、テレビ・雑誌等でも活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)』、『得するポイント(カード)の貯め方・使い方 (日本監督協会)』。ポイ探


菊地崇仁

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