ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

エアライン・アライアンスから見たカード 3/3回

ブラック・プレミアムクラスを中心に、ポイ探の菊地崇仁氏が、クレジットカードの隠された使い方や機能を探っていく本企画。

10月は「エアライン・アライアンス(航空連合)」をテーマに進めているが、最後に「スカイチーム」を取りあげ話を締めくくろう。

ANA。JALの半券で思わぬ特典

前回は、スターアライアンス、ワンワールドという、日系航空会社が散会するアライアンスを紹介しましたが、最後に紹介するのは「スカイチーム」です。

スカイチーム

スカイチーム

設立:2000年
加盟航空会社:20社
1日当たり就航便数:1万6000以上
就航空港:1052空港
就航国:177国
ラウンジ数:636
参加主要エアライン:デルタ航空、大韓航空、場とナム航空、チャイナ・エアライン、アルゼンチン航空、エールフランス航空、アルタリア航空、ケニヤ航空、など

日系エアラインは加盟しませんが、世界最大のデルタ航空が名を連ねるのが、スカイチームです。他アライアンスと同様、マイル会員ステイタスを付与していて、それが「スカイチーム・エリート会員」と「スカイチーム・エリート・プラス会員」のふたつ。後者が上位資格ですが、主な特典は次の通り。

・ラウンジのご利用
・満席時の座席の確保
・優先的な受託手荷物の取扱い
・受託手荷物許容量の追加
・搭乗手続きの優遇
・座席の優先指定
・優先搭乗
・予約時の空席待ち優先
・空港での空席待ち優先
・エリート資格獲得対象マイル

ANA、JALともに加盟しませんから、日本人には馴染みがあまりないかもしれません。以前、スカイマークの経営支援にデルタ航空が名乗りを挙げましたが、それは日本国内就航便を確保したいという狙いがあったからでしょう。結局はANAになりましたが、もしデルタ航空になっていたら、スカイチームも身近になっていたかも…。

とはいえ、スカイチームの顔であるデルタ航空は、ユニークなサービスを実施しています。それが「ニッポン500マイル・キャンペーン」です。

菊地崇仁

Return Top