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空港ラウンジ利用で便利なクレジットカード 2/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本企画。7月第2回目は、空港ラウンジで便利な意外なクレジットカードを紹介する。

エンリッチ 空港ラウンジ2

ラウンジ利用で便利なのは
エアライン系カードとは限らない

7月下旬からはお子さんが夏休みに入るなど、エアラインを使って旅行に出かけるというファミリーも増えるでしょう。そこで便利なのが空港に設置されているラウンジです。ちょっとした時間つぶしになりますし、移動で疲れた自分や家族の身体を休めるのにも最適でしょう。

そして、この空港ラウンジですが、「エアライン(アライアンス含む)」が提供するもの、あるいは「カード各社」が提供するスペースなど、じつは様々な種類があります。それこそ、JALやANAカードの上級会員やビジネスクラス利用者しか使えないところもありますし、手荷物検査、出国後のラウンジはエアライン系が占めるので、これらを必ず利用したいなら、マイレージのクラスアップを図る、対象となるクレジットカードを持つしかありません。

しかしながら、エアライン系のラウンジにこだわる必要はないと思います。そもそも、海外空港のラウンジあれば、プレミアム系カードには必ずといっていいほど付帯しているプライオリティ・パスに登録しておけば、世界400以上の都市で800以上の空港ラウンジが利用できます。国際線に頻繁に乗るというのであれば、必携でしょう。

一方、国内線ラウンジですが、優位性を発揮するのは、ダイナースやアメックスといったプレミアム系カードです。ダイナースは羽田や成田、中部国際、関空といった主要空港だけではなく、青森や秋田、新潟、米子など地方空港のラウンジも利用できるのが強みで(同伴者は有料)、アメックスは同伴者1名まで無料で入ることができるケースがほとんどです。ハイクラスカードの面目躍如といったところではないでしょうか。JCBや三井住友VISAカードもゴールド以上であれば、主要空港のラウンジはほぼ網羅しています。

菊地崇仁

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