菊地崇仁ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。11月は、証券会社を中心に、金融商品の購入によるインセンティブを紹介しよう。（前回を読む）ーーー
エンリッチ読者の皆さん、ポイ探の菊地崇仁です。前回は、メガバンクや地方銀行、ネットバンクが提供するプレミアムサービスについて取り上げました。資産を預けるだけで、ATM出金手数料無料、各種金利の引き上げ・引け下げ、さらにはトラベル、医療・介護系の特典を利用することができ、非常に付加価値が高いとわかりました。
アメックスプラチナから
新たなホテル会員カードが到着
本題に入る前に…、新たなホテルメンバーシップのカードが私の手元に届いたので、ここで紹介します。それが、アメックスプラチナに付帯する、「シャングリ・ラ ホテルズ＆リゾーツ」のジェイド会員資格です。
アメックスプラチナといえばトラベル系のサービスに強いのはご存知の通り。今年に入ってから対象ホテルに変更があり、現在は「スターウッド・ホテル＆リゾート」「カールソン レジドールホテルズ」「ヒルトンホテルグループ」、さらに今秋から「シャングリ・ラ」が新たにラインナップに加わりました。
同ホテルのメンバーシップ「ゴールデンサークルプログラム」には、「ゴールド」「ジェイド」「ダイヤモンド」の3種類が用意されていますが、アメックスプラチナに付帯するジェイド会員の特典は次の通りです。
・アーリーチェックイン＆レイトチェックアウト
・客室のアップグレード
・チェックイン72時間前までの客室予約保証
・ウェルカムアメニティ
・カフェレストランでの朝食サービス
・同室者の宿泊と朝食サービス
・客室から市内無料通話
・現地通貨でのキャッシングサービス（上限あり）
・ゴールデンサークルアワードポイント25％ボーナス
・滞在ごとにゴールデンアワードポイントまたは提携航空会社のマイル付与
基本的に他ホテルグループのプログラムと遜色のない内容です。通常、ジェイド会員になるには、1～12月の1年間にシャングリ・ラホテル、リゾート、トレーダースホテル、ケリーホテルまたはホテルジェンのいずれかに対象宿泊料金で20泊または10回滞在しないといけませんから、アメックスプラチナの特典は魅力的と言えます。同カードのホルダーで、まだ取得していないのであれば申し込んでおきましょう。
ーーーホテルプルグラムの上級会員資格は、プレミアム系クレジットカードの基本的な特典。公私にわたり利用機会があるのなら、利用しておきたい。それでは次回からは11月の本題、証券会社をはじめとする金融機関のポイントサービスに触れていこう。
菊地 崇仁 (きくち たかひと)
株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社（現NTT東日本）入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド（インプレス）」他。
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